今回は、メルカリ・ラクマ・PayPayフリマなどで出品した商品を高く売るコツを10個まとめてみました。
これまで思った金額で売れたことがない方、商品がなかなか売れなくて悩んでいる方は、ぜひ一読してみてくださいね。
メルカリなどのフリマサイトで高く売るコツ10選

- 写真はなるべく多くキレイに
- 検索しやすい商品タイトルに
- 説明文はなるべく詳しく
- ハッシュタグを活用
- 売れやすい相場で出品
- 売れやすい時間に出品
- 送料は出品者負担で
- 発送日数はなるべく短く
- 値下げの有無は先に決めておく
- 売れない場合は再出品を
コツ①写真はなるべく多くキレイに
メルカリ出品において商品写真は一番大切です。
商品内容より先に購入者の目に入るのが写真になります。
ただいくら大切だとはいえ写真加工のやりすぎは、実物との差が出すぎてしまいクレームになります。
重要なのは「わかりやすいキレイな写真」を撮ることです。
そして、写真を多く載せることで商品のことがわかりやすくなります。
そのためのコツをまとめました。
- スマホ撮影するなら「スクエア」をつかう
- ピントを合わせる
- ロケーションを整える
- 背景は商品に合わせる
- 写真は明るい場所で撮る
- 商品状態をよくして撮る
- 商品全体イメージが分かるように撮る
スマホ撮影するなら「スクエア」をつかう
メルカリは商品閲覧画面規格が1:1の正方形で、アプリ内カメラは閲覧画面規格サイズに設定されています。
しかしスマホ撮影のときはサイズ設定がされていないので調整が必要です。
調整をする際に、商品の写りが小さくなったり、ずれてしまったりします。
撮影設定を「スクエア」に設定すると正方形で撮影してくれるので商品をしっかり撮ることができます。
また、photocollageやDECOPICというアプリは正方形に写真加工が簡単にできます。
ピントを合わせる
商品写真のピントが合っていない写真を投稿するのは論外です。
ピントを合わせるときは、洋服の模様、製品の文字やシールまでピントを合わせることが大切です。
アプリ内の編集機能「鮮明度」を調整することでピンぼけや、くすみの編集が可能です。
ロケーションを整える
商品写真の撮影する際は商品が一番映えることが大切です。
余計なものが写らないように、清潔さを重視して撮影します。
新品未使用のものでも布団の上などで撮影し、生活感を感じる写真だと、使用済み感が出てしまいます。
商品を映えさせるためには「背景は無地の、まっさらな壁の前かつ、フラットな床の上」で撮影するようにしましょう。
背景は商品に合わせる
背景は無地にしたほうが良いですが、「色」に関しては商品によって変えたほうがよいです。
白い商品で、背景も白だと商品が映えません。
商品が白の場合、背景は暗めの色にし、商品にインパクトを与えたほうがよいです。
背景を暗くした場合は、写真全体的に暗くなるので編集で明るさを調整しましょう。
商品によってはピンクや黄色のポップな背景のほうが、インパクトがでます。
おしゃれな文字入れができるpic collageというアプリを活用するのもよいです。
写真は明るい場所で撮る
写真を撮影するときの光は、自然光・フラッシュ・蛍光灯などさまざまな種類の光源で撮影をします。
光の種類が違うだけで商品の印象が変わります。
特に衣類や化粧品は色味が重要となります。
色味が重要なものはなるべく自然光に近い環境で撮影し、実際の商品の色と差がないようにすることが大切です。
光の取り入れ方を下記にまとめました。
- アイテムの上側から光が差し込むように撮影すると自然な影の形になる
- 蛍光灯や自然光など複数の光が混ざるとキレイに撮れない
- よく晴れているときは自然光で撮影するのが一番良い
- 黒などの商品は反射による写りこみに注意する
商品状態をよくして撮る
どれだけキレイに撮影する環境を作っても、商品自体が汚いとうまくいきません。
商品はできるだけキレイな状態にしましょう。
衣類などはアイロンをかけ、キレイにハンガーにかけて撮影するだけでも大きな差になります。
商品全体イメージが分かるように撮る
写真を撮影する上で「キレイさ」と同じぐらい大切なのが「わかりやすさ」です。
商品全体のイメージが伝わるように写真を多く投稿してあると購入者は安心します。
わかりやすい写真の構図は「全体像の写真+細部の写真(衣類は着画が撮影できるならあるほうがよい)」となります。
細部の写真の撮影ポイントを下記にまとめました。
- 傷などのアイテム状態を伝える写真
- 正規品であることを伝えるブランドやロゴ、シリアルコードの写真
- アイテムの一番魅力的な部分を伝える写真
コツ②検索しやすい商品タイトルに
商品タイトルは出品した商品を検索されやすくするためにとても重要です。
タイトルは40文字以内という規定があります。
できるだけシンプルかつ中身の詰まったタイトルが好ましいです。
タイトルを付けるときのポイントをまとめました。
- インパクトまたは興味のあるフレーズを使う
- ブランド名を入れる
- 商品情報をたくさん入れる
- 注意点も入れる
インパクトまたは興味のあるフレーズを使う
タイトルはインパクトや興味を持つようなフレーズを入れることが重要です。
「期間限定値下げ中」「まとめ買い割引あり」「送料無料」など金額に響いてくるフレーズは購買意欲を高めます。
また「新品未使用」「美品」「正規品」など状態に関するものや、「入学式」「プレゼント」「冬物(季節を表すもの)」などシーン別フレーズも購入者の目にとまりやすくなります。
こういったフレーズは【】をつけて強調し、タイトル先頭に配置したほうがよいです。
ブランド名を入れる
ブランド名での検索も多くされています。
ブランド名は英語表記・カタカナ表記どちらも載せていたほうが検索にヒットしやすくなるので、どちらも載せるようにしたほうが良いです。
注意点はシャネルなどのハイブランド名を使い「○○風」や「○○系」といった表現は違反となりますので注意しましょう。
商品情報をたくさん入れる
タイトルをつける際は、インパクトのあるフレーズを先頭にもってきたら、ブランド名・購入時期・購入時の金額・生産年号・生産地・サイズ・色・状態など優先順位をつけタイトルを決めます。ま
たたくさん商品情報を入れた場合、細切れに区切ると検索にひっかかりやすくなります。
注意点も入れる
注意点とは商品に関するマイナス点のことです。
たとえば「使用感あり」や「傷あり」など商品にとって不利になる点をタイトルではっきりと記載することで、メルカリ内でのトラブルを減らすことができます。
コツ③説明文はなるべく詳しく
説明文は購入の決め手になる大切な要素です。
商品のことを詳しく正確に書くようにしましょう。
説明文は、「商品説明文」「取引説明文」の2パターンから記載するとよいです。
- 商品説明文を工夫
- 取引説明文を工夫
商品説明文を工夫
商品説明文は下記の点について必ず書くようにしましょう。
- 商品名
- サイズ
- 色
- 素材
- 適合機種
- 賞味期限・成分
- 状態
商品名
商品名・ブランド・メーカー名は必ず正確に記載するようにしましょう。
間違ってしまうと検索に引っ掛かりにくくなります。
綴りを調べて英語記載とカタカナ記載を記入し、一般的な省略名がある場合そちらも記載することで検索に引っ掛かりやすくなります。
いかに購入者に商品を見つけてもらえるかが重要です。
サイズ
サイズはS・M・Lだけでなく公式で発表されているものがあれば、公式サイズ+実寸サイズを記載するようにしましょう。
実寸サイズは洋服の場合、肩幅・身幅・着丈・袖丈の実寸が表記されていると購入者には親切です。
洗濯などでサイズが変わっている場合もありますので、なるべく実寸は記載するようにしましょう。
色
写真と実際の商品の色の違いはよくあるので、かならず写真の補足として色味については触れておくと購入者は安心します。
素材
洋服などは素材が気になる購入者は多いです。
綿・ウール・ポリエステルなどの記載をするようにしましょう。
適合機種
スマートフォンの充電器やケースカバーなどは、機種によって適合するものが違います。
必ず適合機種を記載しましょう。
賞味期限・成分
食品やサプリメントを出品するときは、「賞味期限」「成分」の表記がないと出品できません。
必ず記載するようにしましょう。
また、飲食物や身体に付ける化粧品などは健康増進法や薬機法で厳しく規制されています。
「必ず治ります」や「痩せます」などのワード記載は禁止になっていますので注意が必要です。
状態
フリマなので中古品が多くなると思います。そのため傷モノ・汚れ・ペットやタバコのにおい移りなどがある商品もあるでしょう。
しかし、売りたいからといって誤魔化したり、記載しなかったりするとトラブルになります。
商品状態はかならずウソ偽りなく、ありのままを記載するようにしましょう。
使用期間やハウスクリーニング済みなどの記載をすると購入者も安心します。
取引説明文を工夫
トラブルを避けるために、取引に関する注意事項などを記載します。
取引説明文はプロフィール欄に記載するのもよいでしょう。
ただし、注意事項が長くなると購入者からは嫌がられます。
そこで以下に、注意事項として記載するポイントをまとめました。
- 発送までの時間・配送方法
- 返品交換について
発送までの時間・配送方法
発送までの時間を記載し、特別な理由で遅くなるときがある場合も記載するようにしましょう。
また、配送方法や梱包方法まで記載すると購入者は安心します。
メルカリはらくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便などいくつかの配送方法があります。
商品に応じて配送方法を決め記載するとよいでしょう。
返品交換について
「ノークレームノーリターン」「クレーム一切受け付けません」「返品不可」など、買ったらもう返品交換は受け付けませんというような内容はメルカリの契約違反となります。
商品到着後、評価前なら返品対応します」と記載するとよいでしょう。
コツ④ハッシュタグを活用
メルカリ内で「#○○○」のようなハッシュタグがついたワードをクリックするとそのハッシュタグに関連した商品を一気に見ることができます。
検索に引っかかりやすくなり観覧数のアップにつながります。
ハッシュタグを活用するメリットを下記にまとめました。
- 商品の特徴がすぐわかる
- 興味のある人に観覧してもらえる
商品の特徴がすぐわかる
商品説明が不十分な時など、ハッシュタグを使い表示することで商品の特徴をすぐに把握してもらうことができます。
興味のある人に観覧してもらえる
ハッシュタグのついたワードをクリックすると関連商品が出てくるので、キーワードに興味のある人に観覧してもらいやすくなります。
たとえばワンピースを販売したいときにワンピースの特徴を「#30代 #ワンピース #秋物」といれるとハッシュタグの付いたワードに関係する人たちに商品を見てもらえる回数が上がります。
そうすると売れる確率も上がってきます。
コツ⑤売れやすい相場で出品
メルカリでは価格を自分で設定することができます。
出品した商品がなかなか売れないというときに試してほしい価格設定の方法を下記にまとめました。
- 商品状態による価格設定
- AI算出による価格設定
- 「取引済み」の同じ商品を参考にした価格設定
商品状態による価格設定
商品の傷や汚れ、使用感によって金額設定をするときは下記を目安にしましょう。
新品未使用品
定価の60%~80%の金額
未使用に近い
定価の30%~60%の金額
傷、汚れが目立つ(使用感がある)
定価の20%~40%の金額
AI算出による価格設定
メルカリでは商品名やブランド、状態からAIが「売れやすい価格」を算出してくれます。
AI算出の金額を参考にしてもよいでしょう。
「取引済み」の同じ商品を参考にした価格設定
メルカリ内や他のフリマサイトでも同じ商品を出品している人は多いです。
同じ商品がどのくらいの金額で取引されているかも金額設定の目安となります。
ただし、必ず「取引済み」の金額を参考にするようにしましょう。
コツ⑥売れやすい時間に出品
メルカリには売れやすい出品時間があります。
それは「18時〜22時」の時間帯です。
携帯をゆっくり見られる時間が売れやすくなります
。売れやすい曜日は週末の土日と月曜日となります。
また、ターゲット別でも売れやすい時間が変わりますので、ターゲット別の売れやすい時間を下記にまとめました。
ターゲット | 売れやすい時間 |
---|---|
主婦 | 9時~16時 |
社会人 | 通勤時間or 21時~深夜1時 |
学生 | 16時~22時 |
出品した商品が誰に買ってもらえるのか、ということを想定しながら時間を設定することが大切です。
コツ⑦送料は出品者負担で
メルカリは送料を「送料込み」か「着払い」の二つから選びます。
送料込みは出品者が負担をし、着払いは購入者が負担をします。
購入者は「着払い」の文字を見るだけで逃げてしまうことが多いです。
送料はできるだけ出品者が負担する「送料込み」に設定しておいたほうが売れやすくなります。
ただし送料は売上金額から引かれるので、送料までしっかりと計算をし、赤字にならない価格設定をおこなう必要があります。
コツ⑧発送日数はなるべく短く
メルカリでは、発送日数が「1〜2日で発送」「2〜3日で発送」「4〜7日で発送」の中から選べます。
「1〜2日で発送」を選ぶと他の発送日程を選ぶよりも40時間も早く売れるというデータが出ています。
同じ商品がたくさん売られている状態なので、少しでも早く発送してくれる出品者から購入する人が多い傾向です。
コツ⑨値下げの有無は先に決めておく
メルカリなどのフリマでは値引き交渉が行われ、値引き前提の金額で出品すると値引き交渉に応じやすくなります。
必ず値引き交渉に応じないといけないわけではないのですが、値引き交渉に応じることで購入する確率が飛躍的に上がります。
しかし、毎回値引き交渉に対応するのは大変だという方は、あらかじめ商品説明欄に「値下げには対応していません」と記載することで大幅に値引き交渉の頻度を下げることができます。
コツ⑩売れない場合は再出品を
メルカリでは毎日たくさんの商品が出品されています。
新しい商品ほど掲載順位が高いので、購入者の目に止まります。
逆になかなか売れないと掲載順位が下がってしまい商品を見てもらえません。
そこで有効なのが「商品の再出品」です。
最初の出品から2〜3日経っても商品が売れないときは再出品をし、掲載順位を上げて注目度を増やしましょう。
注意点は古い商品は必ず消すことです。
ダブって購入されるとトラブルのもとになります。
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