マネーフォーワードMEは人気の家計簿アプリですが、活用する際に気をつけたい注意点もあります。
そこで今回は、マネーフォーワードMEのメリット&デメリットをまとめました。
マネーフォワードMEはどんなアプリ?

マネーフォワードMEは利用率NO.1を誇る「家計簿アプリ」です。

YouTubeでお金の勉強ができる「リベ大」の動画でも紹介されている人気アプリです。
マネーフォーワードMEの特徴は大きく分けると以下の3つ。
- 自分の財政状況を知るツール
- お金への不安解消ツール
- お金の見える化ツール
以下では、それぞれ詳しく解説していきます。
①自分の財政状況を知るツール
「お金を貯めたい」「節約しなきゃ」と思われている方は多いと思います。
しかし、実際そんな人たちに、「先月の支出はいくらですか」と質問すると、ある程度きちんと答えられる方は少ないです。
数千円のズレならともかく、一万円単位で、実際の支出額と認識している支出額とのズレがある人もいます。
そこで便利なのが「マネーフォーワードME」です。
マネーフォワードMEなら、すべての収入支出、資産負債を管理してくれるので自分の財政状況を簡単に知ることができますよ。
②お金への不安解消ツール
「いつの間にかお金減っている」「何を買ったんだっけ?」などのシチュエーションになることはよくありませんか。
そのようなシチュエーションが続けば、お金への不安が募ります。
そこで、以下の2点からマネーフォワードMEが可能にする、不安解消方法を見ていきます。
- 使いすぎ把握による対策
- 必要支出と不要支出
使いすぎ把握による対策
思ったよりもお金が減っていると思ったときに、マネーフォワードMEを使用していると、何に使い過ぎたのかすぐ確認することができます。
そのため素早く対策を打ち、軌道修正することができるのです。
必要支出と不要支出
マネーフォワードMEが、登録したすべての収入支出を管理してくれているので、「何に」「いつ」使ったのかをすぐに確認し、必要な支出と不要な支出を分析する事ができます。
そのため、お金の使いどころが分かってきます。
すると、お金がいつの間にか減っているという事もなくなり、お金への不安が解消されていきます。
③お金の見える化ツール
自分の財政状況を把握するときに、
- 複数の口座
- 証券株式
- 投資信託
- 電子マネー
- カード使用額
- 通販利用額
など、様々なところに収入や支出が散らばっている人が多いと思います。
これらをマネーフォワードMEに登録すれば、すべての情報を一括で管理できるので「お金の見える化」が実現。
お金の見える化がしっかりできていれば、節約や貯金の計画も立てやすくなり数年後の資産予想までできますよ。
マネーフォワードMEのメリット

利用率No.1を誇るマネーフォワードMEですが、なぜたくさんの家計簿アプリがある中、利用率No.1なのでしょうか?
マネーフォワードMEのメリットを以下にまとめました。
- 家計簿の自動作成
- 見れば一瞬で理解できる視覚的機能
- 連携可能口座2,600以上でNO,1
- 副業者・個人経営者にもおすすめ
メリット①家計簿の自動作成
最大のメリットと言われているのは「家計簿の自動作成機能」です。
- 面倒くさい家計簿を簡単作成
- 簡単!オリジナル家計簿の作成
- レシート情報をカメラで抜き取り!
- 家計簿自動作成により時間効率アップ
面倒くさい家計簿を簡単作成
お金の管理をするために、家計簿が大切だとういことは分かっているのだけど、家計簿をつけるのはすごく面倒くさい作業ですよね。
収入支出を手書きで記入したり、Excel家計簿に毎回入力したりするのは、骨が折れる作業です。
マネーフォワードMEは最初に登録すれば、その後は自動で情報を収集し、項目別に振り分け、家計簿を作成してくれます。
そのため、面倒くさくて家計簿が続かなかった人でも簡単に家計簿作成を継続できます。
簡単!オリジナル家計簿の作成
設定されている項目や、振り分け法ではなく、オリジナル家計簿を作りたい!という人は多いと思われます。
マネーフォワードMEは「カテゴリーの追加」で自分の好き項目を作成することができ、途中でカテゴリー名を変更しても、「カテゴリー一括変更」で、過去のカテゴリーまで変更することができます。
振り分けに関しても、間違った振り分けがされても、一度修正してやれば次からは修正した様に自動で振り分けをしてくれます。
レシート情報をカメラで抜き取り!
家計簿をつける中で、レシート管理は特に厄介ではないでしょうか。
「レシート捨ててしまった!」何てこともあるでしょう。
たくさん買った場合は、項目を分けるのに一苦労しますよね。
マネーフォワードMEはカメラでレシートの写真を撮るだけで、情報を読み込み、項目別に仕分けしてくれます。
こんな便利機能が無料で使えるのです。
家計簿自動作成により時間効率アップ
家計簿は集計された数字が出そろって、初めて家計簿として機能します。
そのため、家計簿作成過程はなるべく短縮したい時間です。
マネーフォワードMEは自動で家計簿を作成してくれているので、作成への時間は要しません。
そのため、時間効率のアップに繋がることもメリットです。

メリット②見れば一瞬で理解できる視覚的機能
マネーフォワードMEは家計簿を作成し数字を並べているだけではなく、ユーザーのお金の状況を視覚的に分かりやすくしてくれる機能があります。
下記の2点にまとめました。
- 収入支出&資産負債のグラフ化
- デザイン性
収入支出&資産負債のグラフ化
マネーフォワードMEは家計簿を自動で作成してくれるだけでなく、過去の収集したデータからグラフを作成してくれます。
資産の推移も図で表してくれます。
グラフというのは視覚的に理解しやすく、数字だけを見るより頭に入ってきます。
無料版だと1年分のデータは記録されています。
それ以上のデータを見たい方は月額500円の有料版で可能となります。
デザイン性
マネーフォワードMEは、項目ごとに色が分けてあり、こちらも視覚的に理解し易いデザインになっています。
分かりやすいというのは、「続けやすい」「楽しい」に繋がり使用者の利用率アップにも繋がっていきます。
メリット③連携口座が2,600以上でNO.1
マネーフォワードMEは、連携されている銀行や証券会社、カード会社がNO.1のアプリです。
そのため、連携されていない収入や支出の情報を、手入力することが少ないのがメリットです。
やはり手入力の手間が省けるのは大きな魅力だと言えます。
メリット④副業・個人経営の人におすすめ
マネーフォワードMEは、関連アプリで、「マネーフォワードクラウド会計」「マネーフォワード確定申告」というものがあります。
関連アプリのため使い方が似ている部分もあり、実際使用者の声で「確定申告が最短で終わった」「データが連携しているから決算書も一瞬でできた」と、言われています。
副業や個人経営者の方には、申告にかかる時間短縮につながるメリットがあります。
マネーフォワードMEのデメリットと注意点

これだけたくさんのメリットがあるマネーフォワードMEですが、デメリットや注意点は、どのようなものがあるのでしょうか。
マネーフォーワードMEのデメリットは以下の3つです。
- 一部の有料コンテンツ
- 小銭は手入力
- マネーフォワードMEのIDとパスワードの管理
デメリット・注意点①一部の有料コンテンツ
とても便利なマネーフォワードMEですが、一部のコンテンツは有料になっております。
下記にまとめました。
- 口座連携数10件以上は有料
- 資産推移グラフ
- 過去データは1年分まで
口座連携数10件以上は有料
複数の口座と連携できるのが魅力なマネーフォワードMEですが、無料版だと10件までと縛りがあります。
それ以上連携されるときは有料会員になる必要があります。
資産推移グラフ
資産がどれくらい増えたか、目視で簡単に確認できる資産推移グラフも有料会員のみ見ることができます。
過去データは1年分まで
マネーフォワードME上のデータは無料版の場合1年分のみ参照可能となります。
有料会員になるとマネーフォワードMEに蓄積されたデータのすべてが参照できるようになります。
デメリット・注意点②小銭は手入力
これだけ便利なマネーフォワードMEですが、小銭の入力までは自動化できません。
小銭の入力が面倒くさいので、もう小銭に関してはカウントしないという人が多いようです。
面倒くさくて家計簿をやめてしまうよりは、このくらい大雑把に家計簿をつけて続けることが大切です。
デメリット・注意点③マネーフォワードMEのIDとパスワードの管理
マネーフォワードMEは登録された銀行のネットバンクから情報を取得するために、ネットバンクのIDとパスワードを必要としますが、送金や振込に必要な暗証番号は不要です。
そのため、勝手に残高を使われることはありませんが、マネーフォワードMEのIDやパスワードが誰かに知られた場合は、預金残高が知られてしまう可能性がありますので、IDとパスワードの管理には十分に注意しましょう。
メリット・デメリットを理解した上で活用を

「便利なものだから」といって、なんでも使うのは危険です。
何事もメリット&デメリットをしっかりと理解した上で使用するクセを付けておきましょう。
特にお金回りのことは、リスクを伴うこともありますので、慎重に検討するのが大切です。

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