パート主婦にとって、扶養内で社会保険や所得税の負担なく働くためにはいわゆる「年収の壁」が気になるところ。
そこで今回は、そんなややこしい6つの年収の壁を簡潔に整理してみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
パート主婦が気にすべき6つの年収の壁とは

私自身、年収の壁については調べては忘れ、調べては忘れ・・・を繰り返しています。
なんだか主婦の年収の壁ってややこしいですよね。
健康保険や扶養手当など、情報が複雑でこんがらがってしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな中、今回は自分の備忘録として、「年収の6つの壁」を簡潔にわかりやすくまとめておきたいと思います。
- 100万円の壁
- 103万円の壁
- 106万円の壁
- 130万円の壁
- 150万円の壁
- 201万円の壁
色々説明を書きたいところですが、長くなると逆に読みづらくなってしまいますので、今回は要点を絞ってあえてコンパクトに仕上げてみました。
パートやアルバイトをされている主婦の方は、是非参考にしてみてください!
主婦の年収の6つの壁①100万円の壁
★妻自身が住民税を収める必要が生じる。
住民税は、「都道府県」と「市区町村」に支払う税金(5%~45%)のことです。
都道府県や市区町村が行う行政サービスに使われます。
主婦の年収の6つの壁②103万円の壁
★妻自身が所得税を納める必要が生じる。
所得税は、就労者の所得に応じてかかる税金(約10%)のことです。
主婦の年収の6つの壁③106万円の壁
★妻自身(一部)が、社会保険料を納める必要が生じる。
ただし、以下の雇用条件で働いている人のみ。
・会社の正社員が501人以上
・収入が月88,000円以上
・雇用期間が1年以上
・所定労働時間が週20時間以上
・学生ではない
主婦の年収の6つの壁④130万円の壁
★妻自身が社会保険料を納める必要が生じる。
厚生年金と健康保険の支払いを負担する必要が出てきます。
主婦の年収の6つの壁⑤150万円の壁
★夫が配偶者控除を受けられなくなる。
主婦の年収の6つの壁⑥201万円の壁
★夫が配偶者特別控除を受けられなくなる。
6つの壁を把握して損をしない働き方を!

主婦がアルバイトやパートをする際には、年収をしっかりと把握しておくことが大切です。
日本の仕組みってちょっと不便なところがありますよね・・・
中途半端に稼いでしまうと、なぜか損をするパターンが出てきてしまいます。
そういった自体を避けるためには、うまく非課税枠を使いながら賢く稼ぐことが大切です。
私の経験上、たいていは「扶養内で働きたいんですけど・・・」と一言雇い主に相談しておくのが吉だと思っています。
こういった対応を最初にしておけば、たいていは人事の方で、課税されない程度にうまく勤務時間などを調整してもらえていました。
ただし、不安な場合は自分でしっかり月ごとの月収を管理しておき、年末調整に備えると良いでしょう!
せっかく働いたのに損をしてしまうのは誰でも嫌だと思いますので、日本の制度をしっかり把握し、うまく活用していきたいものですね♪
より詳しく税金について知りたい方は、以下の国税庁サイトの記事を参考にしてみてください。
>>国税庁:No.1800 パート収入はいくらまで所得税がかからないか
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